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【前編】いま知っておきたい「医師偏在対策」の概要

― 開業を考える先生のための基礎知識 ―
株式会社バイタルです。
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近年、医療を取り巻く環境は大きく変化しています。人口減少や高齢化の進行に伴い、地域によって医療ニーズに差が生まれ、医師数にも偏りが見られるようになりました。こうした状況を受け、国は「医師偏在対策」を段階的に進めています。
今回のコラムでは、これから開業を検討される先生に向けて、制度の概要を前編・後編の2回に分けて分かりやすく解説いたします。
医師偏在対策とは
医師偏在対策とは、地域や診療科ごとの医師数の偏りを是正し、将来にわたり必要な医療提供体制を確保するための取り組みです。
国は「医師偏在指標」というデータに基づき、全国の医療圏ごとの医師の状況を客観的に把握しています。その結果をもとに、
医師が比較的多い地域(医師多数区域)
医師が不足している地域(医師少数区域)
を設定し、都道府県が「医師確保計画」を策定しています。
この計画では、目標とする医師数や具体的な施策が定められ、原則3年ごとに見直しが行われます。
開業に関わるポイント
開業を検討する際に関係してくる主なポイントは次のとおりです。
① 外来医師過多区域への対応
都市部など、外来医師が多い地域では「外来医師過多区域」として指定される場合があります。
その区域で新規に無床診療所を開設する場合、提供予定の医療機能について事前に届出を行う仕組みが設けられています。
これは開業を制限するものではなく、地域に必要な医療とのバランスを図ることが目的とされています。
② 医師少数区域・重点支援区域
医師が不足している地域については、「重点医師偏在対策支援区域」として指定され、開業支援や医師確保に向けた施策が講じられる方向です。
内容は地域ごとに異なりますが、
診療所の承継・開業支援
地域定着を促す施策
勤務環境改善への支援
などが検討・実施されています。
制度は「制限」ではなく「前提条件」
医師偏在対策は、開業を抑制するための制度ではありません。
地域医療を持続可能にするための枠組みであり、開業の際に踏まえておくべき「前提条件」といえるものです。
立地や競合状況だけでなく、行政上の位置づけや将来的な医療需要も含めて検討することが、これからの開業ではより重要になっていくでしょう。
次回の後編では、制度を踏まえたうえで、これから開業する先生がどのような心づもりで準備を進めていくべきかについてお伝えします。
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